こんにちは!オンラインでバイオリンのレッスンを受けることができるMOONバイオリン教室です。
上手、というのは人それぞれ定義が違います、ただ、自分が楽しいと思うように弾ける基準が鈴木メソード1巻を修了するとしましょう。
大体の大人の生徒さんは、月4回のレッスンで1年ほどかかって1巻を終えます。しかし、楽譜も読めない大人の生徒さんが鈴木メソードを4ヶ月で修了しました!!!
今回、その生徒さんを例に出してお話していきます。
もくじ
大人からバイオリンを始めるのは難しいの?
まず子供から楽器を始めるにあたって、無意識的に基礎を体と頭に浸透させられる子供と違って、特に脱力ということが大人の生徒さんにとっては難しいように見えます。
座って前にある鍵盤に指を落とすピアノと違ってバイオリンは自分で立ち、楽器を支えなければいけません。それには脱力が必須です。(決してピアノが簡単だと言っているわけではないので悪しからず)
脱力ができないと美しい音が出ない、ビブラートがかけれない、など後々バイオリンが弾きにくくなる問題が発生するので、大人の生徒さんはバイオリンの先生がいかに根気強くバイオリンを弾くときの脱力の方法を教えてくれるかが鍵を握っています。
その生徒さんは、私が提案した方法を幾つか試してみて、見事いつの間にか脱力を取得してきました。
脱力のコツをしっかり教えてくれる先生を見極めて選びましょう。
楽譜が読めないけどバイオリンは弾ける?
まずその生徒さんは楽譜が読めない生徒さんでした。でもレッスン中に音符のフラッシュカードをレッスンの合間に使用して反射的にどの音符がどの音かわかるようにまずバイオリンのファーストポジションだけにつかう音符だけを覚えました。
大人からバイオリンを始める時に大切な事
その生徒さんはとにかく毎日コツコツ練習していました。わからないことがあればすぐに連絡をくれる、決して受け身ではないレッスンの受け方がとても良い働きをしました。
練習してなくてもレッスンを休まず受けることが何より大切です。1度休むと癖になりせっかく頑張ったのにレッスン休みすぎて練習もせず、弾けなくなってしまいモチベーションがなくなる、ということがよくあります。レッスンを受ける=バイオリンの先生を巻き込んで上達する!くらいの気概で挑むと良いでしょう!
バイオリンを趣味として始める大人の生徒さんにとって練習の優先順位は低くて当たり前です。仕事、家庭、健康、付き合い・・・色々とこなさなければいけないタスクはたくさんありますよね。バイオリンを大人から初めて趣味として続けていくためには無理のないよう、プレッシャーをかけすぎないことが大切です。
大人からのバイオリン、理論なくして実践なし!
子供と違って大人が優位なことは「理論的に考えることができる」という点でしょう。
その生徒さんは以前、サックスやドラムを経験したことがあったそうですが、実は、基礎をしっかり学ばなかったそうです。
焼き付け刃、小手先の技術は一生ものじゃない!
そのため、ゆくゆく演奏できなくなり、嫌になり飽きてやめてしまったそうです・・・
もちろん、息抜きの趣味のために大人からバイオリンを始めたのに基礎練習で苦しむのは本末転倒です。ただ、基礎を身につけて弾くことが唯一の近道であることも間違いない事実です。
きちんと楽譜を読めるようになる、リズムをとることができる、自分の音を聞く、このようなことがしっかりできればこれからのバイオリンライフは確実に楽しくなることでしょう。
「バイオリンのことを知れば知るほど奥の深さがわかって飽きるどころか自分はまだ学ぶことがある!と飽きなんて来ません!」と言ってもらえた時は先生冥利に尽きました。
大人から始めるバイオリン、周りと差をつけるグッズ!
▼タブレット
▼タブレットスタンド
▼バイオリン用金属消音器(ミュート)
▼予備の弦(ドミナントがオーソドックス)
大人でもバイオリンを始められる!
いかがでしたか?バイオリンの先生の正しい指導と生徒さんのやる気によってはしっかりとバイオリンは上達します。弾きたい曲が弾けるお手伝いができればいいなと思っています。