こんにちは、ちゃんはるです。東京都・練馬区のバイオリン教室やオンラインでバイオリンの先生をしています。
うちの教室に来る生徒さんでバイオリンの音量を気にして充分に練習できずにレッスンに来られる方がいます。
そういう方にはミュートのご使用をオススメしています。
もくじ
ミュートとは?
コマの上につけて、弦の振動と響きを止めで音量を小さくする目的のものです。小さくて持ち運びできるのでバイオリンケースに入れっぱなしにしておけます。
どんな人に向いてる?
- 部屋の壁が薄く近隣への音漏れが気になる方
- 仕事後に夜練習するので生音で弾けない方
- 家族に練習を聴くかれたくない方
一軒家ならバイオリンであれば近所迷惑になることはありませんが、マンションやアパートだと気になりますよね。プロでない限り、わざわざ演奏可能物件や防音室のある家に住まれている方は少ないでしょう。
ゴム製と金属製、どっちがいい?
弱音器ではなく消音器。文字どおり、「音を、消す器具」。大きく2つに分けてゴム製と金属製があります。両方持っている私がレビューも兼ねてご紹介します。
ゴム製のミュート
バイオリンのコマはとても繊細です。ミュートはコマの上にはめて使うのでゴム製なら、楽器への負担も少ないです。安いので購入しやすいです。
金属製のミュート
ダントツ音が抑えられるミュート。ゴム製のミュートよりはるかに音が小さくなるので、私が生徒にオススメするのはこちらです。ただ、少し楽器が重くなる、コマへ負担がかかるので私は極力使用を控えています。
補足:演奏用ミュート
これは練習用のミュートではなく演奏会でも使う可能性のあるミュートです。オーケストラの楽曲で時々ミュートをつける指示があるので、オーケストラで演奏予定のある方にとってはマストなものとなります!
でも、一番いい練習は「ミュート無し!」
音もうるさくないしミュートをつけたままでもいいか〜、と面倒くさがりさんは思ってしまうかもしれませんが、一番いい練習は、ミュート無しで練習することです。
やはり、ミュートをつけたままでの練習はバイオリンそのものの響きを聞けなくなり、音色を作ることが難しくなります。
思いっきり練習できるように貸しスタジオや練習室、カラオケでも練習できるところはあるので、できるだけ生の音を聴いて練習してくださいね。