こんにちは、ちゃんはるです。東京都・練馬区のバイオリン教室やオンラインでバイオリンの先生をしています。
以前、楽譜が読めない方へ、楽譜を読めるようになるコツの記事を書きました。
ただ、「カードを作るのが面倒くさい」「手先が器用じゃないし作るのが億劫だ」「忙しくてカードを作ることができない」という方も多いでしょう。
そんな方にオススメするのが「ぷっぷるのおんぷカードmini」!
もくじ
バイオリン初級者が覚えるのは「16個」のみ!
バイオリン初心者の方、基準で言えばスズキメソードの1巻や新しいバイオリン教本の1巻を使用している方。このレベルでは、G線〜E線のファーストポジションしか使わないわけですから、以下の写真の16個さえ覚えておけば良いです。
先に覚えたらいいのは以下の赤丸の音符。
まずはA線とE線しか使わないのでこの8個を優先で覚えてもいいです。
バイオリン以外の楽器を習っている方にもベストだと思います。(和楽器のような楽譜が数字でない限り)
フラッシュカードで反射的に暗記できる!
バイオリンを弾くということは、瞬発的にいくつものことができなければなりません。
弓をまっすぐ動かす、指を押さえる・離す、、、そんな中で音符を瞬発的にとらえて、指や腕に指令を出します。「この音は・・・」と考えている暇がないので、瞬発的に覚える練習を前もってしておきましょう。
4つの読み方で習得できる!
音符の読み方は4つあります。例えば普段私たちが読んでいる「ドレミ」読みはイタリア語なのです。
例えば、「ファ(イタリア語)」は、「へ(日本語)」「エフ(ドイツ語)」、「エフ(英語)」
もちろん初心者の方は一気に覚える必要はないので心配しないでくださいね。
手のひらサイズで持ち運び便利!
覚えることで何が大事かというととにかく何度も繰り返し覚えること。
机に向かう時間じゃなくていいのです。電車での移動中、待ち時間、普段の生活でのスキマ時間で覚えるくらいで負担のないように覚えましょう。トランプくらいのサイズなのでいつでもどこでも覚えられます!
逆に大きいサイズがいい!という方は大きいサイズのぷっぷるのおんぷカードもありますのでこちらもぜひ。
最後に:バイオリンは独学で習得できる?
残念ながらバイオリンを独学で習得することは難しいです。弾くことに対して誰にも聞かせることもなく自分だけが満足できればいいですが、音楽は聴衆がいて成り立ちます。せっかくならきちんとレッスンを受けて、「正しい練習方法」を学びましょう。
なぜ独学が難しいかというと、左手、右手、音色、音楽の作り方…など自分だけではそれが正しいか判断できません。客観的に見てもらうことを経て、バイオリンの音色を楽しむことができるのです。
そのため、このワンポイントレッスンはちょっとしたヒントとしてみていただけると嬉しいです。