こんにちは、ちゃんはるです。東京都・練馬区のバイオリン教室やオンラインでバイオリンの先生をしています。
今回はバイオリンの指の押さえ方についてワンポイントレッスンです。子供の場合、大人の指の大きさと異なってしまうので、子供向けの記事となっています。大人向けの指の押さえ方については、こちら!
3歳児〜小学生低学年向きに詳しく説明していきます。親御さんがサポートしやすいでしょう。
もくじ
指を立てさせる
力加減がわからないお子さんはどうしてもバイオリンを握ってしまいがちになります。今後、音程を取る練習がスムーズに行くよう、写真のように指を弦に対して垂直に押さえるようにサポートしてください。
手のひらがバイオリンにくっつかないのがコツ
握りしめる時に「指を立てる」だけ言うと弱いので、「手のひらがバイオリンにつかない」ことに意識すればよいでしょう。よく、てんとう虫さんがいると思って潰さないでー!と伝えていました。どうしてもついてしまう場合はアルミホイルを丸めてテープでくっつけてみるのも作戦のひとつです。
親指と人差し指は隣
基本的に、人差し指の付け根と親指は隣なので、慣れるまで親御さんがこういう風にサポートすることをオススメします。
悪い例:だんだん移動しないように
支えがない場合、だんだん自分の方に手が寄ってきます…こうなると音程が安定しない&脱力できなくなる、というデメリットが後々重荷になってくるので上の写真もしくは下の写真のように支えてみてください。
最初に学ぶ音階上、人差し指と中指を話して音程を取る形になるので人差し指と親指の強化に加えてここに親指を挟んでスペースを空けるという感覚をつかませるといいと思います。今のうちにこの対策を取っておくと今後の音程が良くなるでしょう♪
最後に:バイオリンは独学で習得できる?
残念ながらバイオリンを独学で習得することは難しいです。弾くことに対して誰にも聞かせることもなく自分だけが満足できればいいですが、音楽は聴衆がいて成り立ちます。せっかくならきちんとレッスンを受けて、「正しい練習方法」を学びましょう。
なぜ独学が難しいかというと、左手、右手、音色、音楽の作り方…など自分だけではそれが正しいか判断できません。客観的に見てもらうことを経て、バイオリンの音色を楽しむことができるのです。
そのため、このワンポイントレッスンはちょっとしたヒントとしてみていただけると嬉しいです。
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