こんにちは、ちゃんはるです。
肩当てって聞いたことありますか?
肩当てとは、バイオリンを弾くときに、肩と顎にフィットさせて安定させる役割をするものです。首の長さや奏法、師事している先生によって肩当ての選び方が異なってきます。
バイオリンを習い始めの初心者の方はオーソドックスなものから選んで使っていると思います。
バイオリン中級者の方はそろそろ弾き方にもこだわりが出てきて自分に合う肩当てが欲しくなってきているのではないでしょうか。
今回は、私がこれまでに使った肩当てをもとにオススメの3つをご紹介します。
一番オーソドックスな「KUN(クン)」
一番オーソドックスな肩当てだと思います。分数バイオリン(子供用のバイオリン)時代から使っていました。肩に当たる部分は硬めのスポンジのような感触で、バイオリン初級者の方は「肩に当たる部分が痛い」という悩みを持っていることが多いように感じます。そういう方にオススメします!
手で形を変えられる「Boumusica(ボンムジカ)」
形もカッコよく見た目もメカニックな感じです。首が長い人にとっては使いやすいでしょう。ウィーン留学時代、私のバイオリンの師匠も使っていました。何よりこの肩当ての魅力は「自分の方にフィットする形に変えられること」です。これによって自分の奏法や楽器の構え方に合った形に変えられます。
フィット感抜群「Mach One(マッハワン)」
上記2つと、いくつかの肩当てを経て、現在私が使用しているものです。木製の肩当てで温かみのあるフォルムも気に入っています。
そもそもバイオリンとは、顎で挟む楽器、というより、鎖骨に乗せて弾く楽器です。顎で挟むという表現をすると力を入れてしまい、歯を食いしばって脱力を阻んでしまいます。
バイオリンを演奏するにあたって脱力に重点を置いていた時に出会った肩当てで、今のところ、10年使ってみてとても気に入っています。
いかがでしたか?いくつ持っていても無駄にはならないと思うので3つ買い揃えるのもアリです!