こんにちは、東京都・練馬区でバイオリン個人教室(MOONバイオリン教室)を主宰し、対面やオンラインでバイオリンの先生をしているはるか先生です♪
音階練習の重要さがわからない生徒にはよく音階練習は毎日の歯磨きと同じ役割だよ、と口酸っぱく伝えています。ゆっくり丁寧に、が基本です。
これから、バイオリンで音階練習をするときにどのようなことを心がけたらよいかをお伝えします。
もくじ
バイオリン音階練習のコツ①とにかくゆっくり練習
「指のウォーミングアップだから」と、ものすごいスピードで練習する生徒さんを見かけますがこれは全くの無意味です。そもそも音階練習とは正しい音程を身につけるための練習です。自分の出している音を聞きながら練習しましょう
バイオリン音階練習のコツ②半音か全音か
音階によってどの音にシャープやフラットが付いているのか、ナチュラルはどこで付くのかを感覚に落とし込むために「この指とこの指はくっ付ける」「ここは離す」など自分の頭で考えながら練習しましょう。もちろんゆっくり!
バイオリン音階練習のコツ③チューナーは絶対に使わない!
生徒さんのレッスンで音階を聴いていると、チューナーを見ながら音階練習をしている方がいらっしゃいますが、これは絶対にしてはいけません。その時にはそれなりに合った音でしょうけど、結局自分の耳を鍛える練習ができていないわけですから全くの無意味な練習になってしまいます。バイオリンは純正律の楽器。後々、音色作りをする時に自分の耳で調整できなくなってしまうので、絶対にやめましょう!
バイオリン音階練習のコツ④音程を自分で確認する
前述で「チューナーは使うな!」と言いましたが、「それならどうやって正しい音階練習をすればいいの?」という声が聞こえてきます。解決策としては「開放弦で音程を確認する」です。バイオリンはソレラミの弦がありますが、音階でソレラミが出てきたら押さえている指と開放弦の音で正しい音程を確認しましょう。(詳細は以下の参考記事にて)
◎よく使用するバイオリン音階練習教本
初級者〜上級者によって使う音階の教本が異なるので生徒さんに合った音階教本を選んでいます。
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※星の数は難易度を示します。ご参考までに。
・小野アンナ ★★★
・フリマリー ★★★
・シュラーディック ★★★★
・カールフレッシュ ★★★★★
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子供の習い事にはもちろん、また大人の方の習い事にもバイオリンは最適です♪最短で上手くさせる自信があります。初心者さんも大歓迎です。ご興味のある方、お問い合わせください。(関連記事に詳細あります)
最後に:バイオリンは独学で習得できる?
残念ながらバイオリンを独学で習得することは難しいです。弾くことに対して誰にも聞かせることもなく自分だけが満足できればいいですが、音楽は聴衆がいて成り立ちます。せっかくならきちんとレッスンを受けて、「正しい練習方法」を学びましょう。
初心者の方ははじめが肝心。自分のフォームをプロに直接教えてもらいましょう。一度でもこれまで独学でやってきた方はプロのレッスンを受けることをオススメします。ペースが遅くても気にしなければ一ヶ月に一回だけでもいいので、これ以上のブランクを空けずにレッスンを受けることが大事です。
なぜ独学が難しいかというと、左手、右手、音色、音楽の作り方…など自分だけではそれが正しいか判断できません。客観的に見てもらうことを経て、バイオリンの音色を楽しむことができるのです。
そのため、このワンポイントレッスンはちょっとしたヒントとしてみていただけると嬉しいです。
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